エルマシステム
鉛蓄電池を使いながら劣化を再生し、寿命を従来の2倍以上に延命
MOTTAINAI、もったいない、モッタイナイ。鉛蓄電池は年間数千万個が廃棄されており、環境への影響が深刻になっています。本来はまだ使えるものも捨てられています。ご使用中の鉛蓄電池に装着するだけでバッテリー寿命を延命し、産業廃棄物である鉛蓄電池の廃棄量を低減でき、CO2削減、環境保護に貢献します。
鉛蓄電池とは
鉛蓄電池は今から約165年前の1859年にガストン・プランテが発明した最も歴史のある二次電池です。二次電池で世界最多の生産量のため安価(約5万円/kWh)で、大きな起電力を持ち、大電流を取り出すことができます。リサイクルや再生も可能で、比較的安定した性能を持ち、メモリー効果は現れません。一方、大型で重く、漏洩や破損時に危険(希硫酸)というデメリットを持ちます。
電気自動車にも鉛蓄電池
電気自動車の駆動用バッテリーはリチウムイオンバッテリーですが、鉛バッテリーも搭載されています。ヘッドライトやウインカー、オーディオなど電装系や車両を制御する車載コンピーターの電源に鉛バッテリーは使われています。(「補機用バッテリー」と呼ばれる。)鉛バッテリーが上がってしまうと起動できなくなる場合があります。
鉛蓄電池は、明確な市場競争上の優位性を持ち、電池市場の中で圧倒的な地位を占めています。鉛蓄電池の世界市場は、2030年まで大きく成長すると予測されています。
鉛蓄電池の寿命
鉛蓄電池のサイクル回数は3,150回、寿命にして約17年と言われています。しかしながら本来はまだ使えるものも廃棄されることもあり、年間数千万個が廃棄されています。その要因の90%以上がサルフェーションによる劣化と考えられています。
鉛蓄電池の再生と寿命の延命
エルマシステムは、鉛蓄電池を使いながら劣化を再生し、寿命を従来の2倍以上に延命します。産業廃棄物である鉛蓄電池の廃棄量を低減する環境保護と費用対効果を両立します。
エルマシステムの特徴
- 鉛蓄電池の寿命を従来の2倍以上に延命
バッテリー極板の劣化を止めて回復させることで寿命を延命
容量を回復させることができ稼働時間を大幅に増加
- 豊富な導入実績
約1万事業所、90万台以上
電動フォークリフトや各種電動カート、AGV等において5万台以上
- 国際特許取得済みの高信頼性
2002年に通産省先端技術認定、2007年に国内特許を正式取得
2007年~2008年にオーストラリア、カナダ、中国で特許登録・取得
エルマシステムの適用範囲
データセンター(UPS)、電力設備、通信基地局、工場、病院、大型商業施設の大型電気設備、非常用電源、電動フォークリフトなど